のぶ子、「手術はイヤ!」と訴える

先日、のぶ子の脚の腫瘍を診てもらうために、 1日外出ってことでがんセンターに行ってきた。 朝4時半に起きて準備して行ったのだが、 それはそれは携わった皆が緊張で張り詰めてた。 ピンと張った糸に触らんようにしてる感じでもあった。 家族も病院の看護師さんたちも。 その中でひとり、お出かけ着にお着替えさせてもらってご機嫌なのぶ子。 ものものしい雰囲気の中、 のぶ子だけは軽い感じで陽気に介護タクシーに乗せられ、 父とともに一足先にがんセンターまで運ばれていった。 今回は妹が車を出してくれて、私たちは追走し、 のぶ子の病状や今後のことやら話ながら向かった。 11時予約で、10時半までに受付を済ませるようにと言われてたけど、 かなりの人で初診受付でさえかなり待たされた。 11時からなのにいいのかな?と思うぐらい、 ほぼ11時になったころに次の案内がなされ、 あらたな場所に受付したら、 またそこで問診を書かされた。 ここでもかなり時間を食った。 やっと中待合までやってきて、そこでも呼ばれる様子もなく。 「あんた、カバンの中にあめちゃん入ってないの?」 そう言いながら動く左手を出してくる。 その場にいたみんなに「何かないの?」を繰り返す様子を見てたら、 誰のために今日ここにいてるんやろうか?と不思議な気持ちになった。 後で聞くと、母をおとなしくさせるために妹が売店でアメを買ってきたらしい。 袋を父に開けさ…

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のぶ子、負けん気を出す

のぶ子が手術してから約一ヶ月が経った。 右脚の付け根の骨を骨折したところに金属を入れてもらい、 しばらくは寝たきりだったのが、 歩行練習などのリハビリするようになった。 回復までにもっと時間がかかるかと思っていたが、 1ヶ月ほどで回復に向かっていってるのを知ってホッとした。 というか、退院したいならしっかり歩けるようになってくれないと困るけどね。 さて、私は先週末お見舞いと担当医に会う目的で実家に帰ってた。 病室のベッドの上には、相変わらず元気そうで、マイペースなのぶ子。 4人部屋の他の患者さんのお見舞い客が、 たこ焼きやらなにやらを持ってきてて、 自分には何を持ってきてもらえるやろうか。 もっといいもの持ってきてくれへんやろうかって 負けん気を出してたらしい。 見舞いに行くとたいてい、 「なんか食べるものある?」 と聞かれる。 お花なんて求められたことはない。 食べ物が一番ってこと。 相変わらず食欲は落ちてないんだ。 食べられるってことは生命活動をやめないってこと。 まあ、安心だけどね。 ベッド横の引出しを開けると、 やっぱり相変わらず食べ物でいっぱいだった。 ヨーグルトにヤクルト。 おせんべいにみかんにバナナ。 賞味期限切れてるのも平気で入ってるから持って帰った。 引出しの中はバナナのにおいでもいっぱいだった。 父は優しいから母のために食べ物をせっせと運んでやるのだが、 冷…

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のぶ子、首は元気です

のぶ子は、今月17日に大腿骨の手術をした。 また、手術した。 また、大腿骨を。 大腿骨の付け根。 今回は右。 家族誰もが、「また?」と言う。 本人は慣れっこの骨折。 手術日には行けなかったので父から様子を聞いた。 「手術時間は2時間て聞いてるねんけど、出てこない」 とメールが来てた。 まあ、多少は長引くことがあるし、私の時もそうだったからそれは気にしてなかった。 「手術は予定通り2時間やったらしいねんけど、輸血を1時間ぐらいしてたらしい」 入院時に血液検査したとき、貧血があるというのと、 前に骨折したときに入れてた金属を取り出すときに出血することがあるから。 だから、輸血する可能性は大だと聞いてたから、なるほどと思った。 手術が終わって病室に戻されたとき、 酸素マスクやら点滴やらといろんなものに繋がれてたと父が言ってた。 私が手術終わったときは、脱力感とカラダが動かないなんとも言えない病人的な感覚で 天井を見上げてボーッとしてた。 私は内臓の手術だったからか、お腹開けられて力が出ないって感じだった。 母はというと、マスクしたままなんかずっとしゃべってたらしい。 普段は同室の人にもうるさい!と思われるぐらいの大きな声でおしゃべりする人なのに、 「なに言ってんのか聞こえんかった」 と父が言ったほどだから、よっぽど声は小さかったんだろう。 でも、ずっとブツブツしゃべってたって。 お母…

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