のぶ子、本領発揮!

あさってはのぶ子の抗がん剤治療の日。 病院から来てほしいと言われたから、 私は明日から実家に行くことにしている。 連休は自分のために使いたい。 家の掃除とか片付けとか、 大物のお洗濯とか、扇風機をしまうとか。 やることはたくさんある。 やらないといけないことをするのはあまり気が乗らない。 ほったらかししてるとどんどんたまっていくので、 やる気になった時に一気にやってしまいたいのだ。 だから、連休最後の日と1日有休使っていく。 (平日休まないと病院に付き添えないってこともある) 明日行ったらごっそり洗濯することになるだろう。 普段洗えないものはしてやりたいから。 今年は意外と暖かくて夏のシーツでも大丈夫だろうけど、 さすがにそろそろ冬物にかえておかないと風邪を引かせてはいけない。 一応病人だから。 (本人はその自覚全くなし) 父のは前に行ったときに取り替えておいた。 母のはずっとベッドの上にいるもんだから替えられなくて、 明日デイサービスに行っている間にやってしまおうということなのだ。 そういえば、先日ケアマネさんから電話をもらったとき、 また母がやらかしているらしいということを聞いた。 今は訪問看護師さんに管理してもらってる薬を乱れ飲みしてるらしいってこと。 日付書いてあるのに、当日の分と違う日の分を同じ日に飲んでしまうのだそうだ。 これは以前私も経験済み。 さらりと、やっぱりか、と思ったぐらいたいした…

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のぶ子、気が早い

10月から13日間続いた放射線治療のおかげで のぶ子の脚の腫瘍がずいぶん小さくなった。 カラダの中の腫瘍はそうでもないようだけど、 見えるところが小さくなってきたら のぶ子は治ったと言う。 気が早い。 病院側としても、治療を続けるのならいったん退院との判断。 最終的に家族の気持ちを確認したいと先生から電話をもらって、 私は治療を続けてほしいと答えてた。 その電話で、「看取り」をどうするかとも言われた。 治療をし続けるなら病院で最期を看ることができる。 治療をしないなら、ホスピスを申し込んでおいた方がいいと。 先生からの電話が来る前の週末、平日に休みとって帰ってたので 「長女が金曜日のお昼頃病院に行くから」 と父に伝言してもらって、当日看護師さんに母の様子を聞いていた。 せっかく帰るなら話を聞いたりこちらの要望も伝えられた方がいいと思ってたから。 ある程度母の様子を聞いていた中での先生からの電話。 細かく質問することもできたし、現状と今後の治療についても聞くことができた。 「退院前カンファレンス」 の日には、退院後の母の治療や家での介護生活について話し合った。 母はすでに退院できると思っていて、 「退院するときの服を持ってきて」 とせっかちにも言ってきた。 まだ決まってなくても帰る気満々。 元気な証拠ってことだからいいのだけれど、ここでも気が早い。 退院日は11月入っての月曜日。 私はどう…

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のぶ子、やっぱり食べることがお好き

先週末、のぶ子が退院した。 2泊3日の一時退院だ。 先日主治医から痛み止めは処方しないと連絡がきてたが、 実際は頓服が処方された。 まあとにかく家に帰れてよかったねという感じで母を迎えた。 退院の前の日、母から電話があった。 明日何時にきてくれるのかというものだ。 そして最後に、 「あたし、昼ご飯食べずに帰るから、家帰ったらご飯用意してくれるの?」 と聞かれた。 食べることの心配を常にしてるのぶ子。 病院を出る時間は10時半って知ってるから、 昼ご飯は家で食べることは充分承知。 やはりここでも食い意地のぶ子の本領発揮だなと笑いながら電話を切った。 当日も家に帰ったらご飯のことばかりが気になってたみたいだが、 家に到着したのは11時過ぎ。 妹と1時間ほど買い物出てる間はとりあえずはガマンができるようだった。 お世話をする私にとって、食事のこと以外はとても不安だった。 母の腫瘍の様子はあまり芳しくなく、 脚骨折のリスクもあるので絶対安静と仰せつかってたから。 トイレの介助もなるべく脚をつかないように気を遣わねばならない。 すばやく紙パンツを上げ下ろしして、最終的にベッドに腰掛けさせる。 慣れない自分にそれができるのだろうか。 病室で看護師さんがされてたようにポータブルトイレをベッドに近づけるにしても、 近すぎたら私が介助しにくいし、でも、 母を便座に座らせるのに一歩でも少ない距離にしたいし。 …

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