のぶ子、カタカナで恐怖をあおる

久しぶりにのぶ子の昔語りをしよう。

私が子どもの頃、
のぶ子は自分の気分次第で怒り狂うことがよくあった。

どこがキレポイントか分からないが、
急に手が出て私たちはぶちのめされた。

「自分ルール」があるのはだれしもだろうが、
その基準は日々変化するので
周りはどう対応したらいいのか悩みがつきないのだ。

それは、今も昔も同じ。

カゲグチはお得意女子だったようで、
人付き合いも表面的には「いい感じ」でしていたようだ。

こないだ父から聞いたふたりの結婚あいさつの頃の話では、
自分の父親さえもこけ落とすような悪口を言ってたらしく、
父がこっそりたしなめたとか。

世界の中心はのぶ子なのだということが分かる。



さて、のぶ子の「自分ルール」の中で
かつて私がオカルト的に恐怖を感じたことがある。

本人は全くそのつもりはなかったのだが…。


それは、割れたお皿をゴミの日に出すときに
赤いペンで注意喚起の言葉を書いていた。


「ワレモノキケン」
「コレニサワルトテガキレルゾ」
「コレニサワルトケガスルゾ」とか。

なぜだか必ずカタカナで書いていた。

ゴミ収集の方が触ってケガしないようにの配慮なんだろう。
そのへんは心配りができてたんだなと思う。

ただ、ビニール袋に直接赤ペンで書き殴るから
すれてチがしたたってるように見えたのだ。

くせ字で、書く字がスゴく読みにくいのもあって、
まるで宇宙からのメッセージのようで
この世のものとは思えない恐怖感があった。


ゴミ出しを言われて収集場所に持って行くとき、
「ひっ!!」となったことがある。


そして、むっちゃ読みにくい。そう思った。
果たして伝わるんだろうかとも。



だって、「テガキレルゾ」って書く?

「キケン」なら分かるけど。

子どもに向けて書いてるのか?
それなら、私に捨てに行かせるとき口で「気をつけてね」と言えばいい。

ガラスコップを割ったときのカケラは確かに危険。

お皿を割ったのも確かに危ない。

「コレニサワルト」
って、私も触ったし、ゴミ収集の担当者も触ることになる。

触るなと言われても、触らざるを得ないのに。

まあ一応気をつけるとは思うが。
軍手をしていても、割れた破片で手をケガすることもあるだろうから。

だれかがケガをしないでいればうれしいなと思う。



だから、私も書くようにしている。


ただ、ビニールに直接は書かない。

裏紙やメモ紙に赤ペンで
「割れ物 危険」
とわかりやすく書いて、それを貼り付ける。

黒ペンで書くときもあるけど、
恐怖感はあおらないよう配慮している。


最近うちのマンションの住人の中にもそれをまねる人が出てきた。

代々伝わっていくのぶ子の「いいところ」もこのブログで書いておかないとね。


人のワルグチ平気で大きな声で言うし、
自分中心じゃなくちゃすぐに不機嫌になるし、
家族をわがままで振り回すしで、
結構魔王のような人だけど。

そして、子どもみたいな人なのだけど。

まあ、私の親なのでね。
いいところも見つけてあげられたらいいよね。

自分が変われば相手も変わる。

のぶ子がどう変わるかは分からないけど、
両親がこの先しあわせな気持ちで過ごせたら一番だもの。

少しいいお話。








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