のぶ子、ミシンをゲップする

のぶ子は若い頃、内職をしていた。

フェルトのサンタクロースが家の中にあふれてたのを覚えている。

フェルトといっても、手芸屋さんで売ってる
厚みのある生地のことではない。

クリスマスシーズンになるとよくスーパーも売ってるサ
ンタのお菓子袋みたいな生地といえば分かりやすいだろうか。

金色の山道テープ(波波のかたちのリボンみたいなもの)を
生地の縁取りにミシンで縫い付けてたのか、
ボンドで止めていたのか覚えていないけど、
キラキラしてて可愛いなと思ってた。

当時のミシンと言えば、
足踏みミシン。

みぎひだりと足を踏みふみしながらミシンを動かしてた。

私はまだ2歳ぐらいの時かな。
ほとんど覚えていないけれど、
サンタの赤い帽子だけはよく覚えている。

さて、のぶ子は意外と裁縫ができた。

今では針に糸を通すことは大変になったけど、
まだ若かりし頃のことだからね。

私たちが小学生に上がって、カバンとかぞうきんとかを縫うのに必要になったら
のぶ子が作ってくれた。

いや、カバンはどうだっただろう?
スカートとか夏用のワンピースとかは作ってくれたかな。

簡単まっすぐ縫いのやつ。

でも、子どもの頃はのぶ子作のワンピースをよく着てた。

ゴムがきつすぎて、胸とお腹にゴムの跡がついたけど。


その頃かな、ジャノメのミシンをゲップで買ったのは。

ゲップ=月賦のこと。

つまり、何回払いか月々で支払うってこと。
最近そんな言い方する人はいない。
「分割払い」と言うもの。


子どもの頃に、「げっぷでかった」って何度も言われて、
「げっぷで買えるものなのか?」って不思議に思ってた。

げっぷがお金になるのか?と意味も分からず、
ふ~んと分かったふりをしたものだ。

今や、げっぷで買ったミシンはうちにある。

嫁入りのときにミシンは持たされなかった。
私にはいらないだろうということだったみたいだ。

うちの子どもたちが幼稚園に上がるまでは
手縫いしてた。
パッチワーク習ってたのもあったから。

たまに、実家からジャノメのミシンを借りて、
子どもの服をいろいろ作った。

どうしてもミシンが必要になったので、
そのままうちに置いたまま。

Gパンやチノパンの裾直しや
ぞうきん縫うのや
ワンピース作るのや
子どものコートを作るのや
子どもの学校用のサブバックやピアニカケース作るのや
義理弟の結婚式に出席する娘のドレスを作るのとか。

まあ、いろいろ大活躍してもらった。

その頃には母がミシンを使うことがなくなったから、
お下がりの嫁入りミシンということにしておいた。

月賦で買うだけあって、
いいミシンだ。

私は内職はしないけど、
それ以外にすごく役に立ってくれた。

のぶ子が月賦で買ったおかげだな。

(支払ったのは父だけど)


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ミシンだけじゃなく、
カメラがレンタルできるらしい。



今どきの趣味でカメラ小僧になってみたいんだけど、
一眼レフって買うと結構高いし
手入れどうしたらいいんだろ?って思う。

でも、レンタルなら安い値段で使えるし、
いろんなカメラを試せるから、
使っていいなと思うのを買えばいい。

便利な世の中になってきたな。



ReReレンタル









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