のぶ子、大きなお世話をする

のぶ子は化粧品づくりにはまっている。


ゆずの化粧水やアロエ化粧水。

ゆずもアロエも自宅の庭でとれる。



自然派化粧品を自分で作ろうという寸法だ。

グリセリンとか必要なものを買いにいって、
ゆずやアロエをざばざば水で洗って入れてるんだろう。


私は作り方をよく知らないので、
どこかで調べて作ろうとするのぶ子って

意外とやるやん、て思う。


ただ、おおざっぱなのぶ子のやることだから、ちょっと怖い。
化粧品のできとしては大丈夫なのか。

自分で使うだけならいいんだけれど。




アロエはやけどしたときのためにと、私が子どもの頃からずっと育てている。

おなかが痛いときは、なめると効くからと苦いのにかじらされた。

アロエの果肉を削り取って、
みかんを搾った液とハチミツとを混ぜて食べるのはなんとかガマンできた。

ほとんどハチミツ味だったから。






ゆずの木も庭に植えているので、

実がなるとお風呂に浮かばせていたし、
料理でもよく使っていた。



どちらもカラダにいいからと、化粧水を作っているらしい。



作ったら必ず私にも、あげるから!と言ってくる。


「いらないです」

いつもそう返事する。


私のお肌に合わないかもしれないから。

作りたかったら、自分で作るから。


毎回そう答えるのに、毎度同じことを言われる。


そして続く。○○さんにあげたんよ、と。



ほしいと言われたわけじゃあないと思うのよ。

作ったらあげたくなるみたいなのだ。


ご近所の奥さんたちに配り歩くのが趣味ののぶ子。



もしかしたら、普段高級化粧品を使っておられる方かもしれない。

お肌が弱くて荒れやすい方かもしれない。

ホントはいらないかもしれない。



そういう気遣いをしないのがのぶ子だ。


すべてのぶ子目線で仕掛けてくる。



自分がいいと思うものは、人もいいと思うに違いないということ。



子どもの頃、大人になってからもそれは続く。

娘にだけそんなのかと思っていたけど、そうじゃなかった。


ご近所づきあいも大変だな。



ただ、昨今のご近所づきあいにはない気持ちの交換ができるのはいいことだと思う。



イヤかもしれないのに、
ガマンして付き合うことはないとバッサリ切り捨てることなく、
相手のことを思いやって受けとめてくれる。

それが喜ばしいことではないかもしれないけれど、
こっそり捨ててるかもしれないけれど、
まず受けとめる。

そんなご近所の皆さん、ホントにいい人たちだ。


のぶ子は愛されてるのかもしれない。



家族からすれば、
なんと自分勝手で非常識なことばかり言いつけてくるんだ!
と不満爆発せずにはいられないのに。



大きなお世話でも、人との繋がりを持つためにはある程度必要なことなのか。


そんなことを考えた。


人との繋がりが希薄になってる今の世の中、

口うるさいおばちゃんは、結びの一役かってるのかもしれないな。

そういうことにしておこうか。



ゆずやアロエの化粧水をもらってくださるご近所の方には、
しばらくのぶ子にお付き合い願いたいものだ。

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子どもの頃、なんでもアロエがいい!と言われて育った。

庭のプランターからいつでも取っていいよって。

おなか痛いとき、日焼けしすぎたとき、やけどしたとき、
いろいろお世話になった。

だけど、チクチクの棘が痛いんだよ。それでケガしちゃうんだよ。




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皮をむくのも、果肉を取るのも簡単に出来たらよかったなぁ。












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