のぶ子、負けん気を出す

のぶ子が手術してから約一ヶ月が経った。 右脚の付け根の骨を骨折したところに金属を入れてもらい、 しばらくは寝たきりだったのが、 歩行練習などのリハビリするようになった。 回復までにもっと時間がかかるかと思っていたが、 1ヶ月ほどで回復に向かっていってるのを知ってホッとした。 というか、退院したいならしっかり歩けるようになってくれないと困るけどね。 さて、私は先週末お見舞いと担当医に会う目的で実家に帰ってた。 病室のベッドの上には、相変わらず元気そうで、マイペースなのぶ子。 4人部屋の他の患者さんのお見舞い客が、 たこ焼きやらなにやらを持ってきてて、 自分には何を持ってきてもらえるやろうか。 もっといいもの持ってきてくれへんやろうかって 負けん気を出してたらしい。 見舞いに行くとたいてい、 「なんか食べるものある?」 と聞かれる。 お花なんて求められたことはない。 食べ物が一番ってこと。 相変わらず食欲は落ちてないんだ。 食べられるってことは生命活動をやめないってこと。 まあ、安心だけどね。 ベッド横の引出しを開けると、 やっぱり相変わらず食べ物でいっぱいだった。 ヨーグルトにヤクルト。 おせんべいにみかんにバナナ。 賞味期限切れてるのも平気で入ってるから持って帰った。 引出しの中はバナナのにおいでもいっぱいだった。 父は優しいから母のために食べ物をせっせと運んでやるのだが、 冷…

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