のぶ子、貴金属を手放さず

のぶ子のブログを書き始めて4ヶ月目に入った。 だけど、最近失速している。 なぜなら、子どもの頃の私が癒やされはじめたので、 急がずぼちぼち進めばいいかって感じになったから。 愛されたいと渇望していた私自身が 少し落ち着いたということろだろうか。 今は、潜在意識の中に居座ってるのぶ子なのか、 思い込みでガチガチに固まった私自身なのかを 表に出してやってさよならする作業の途中。 何を言ってんのか分からないって思われるだろうが、 そこは流していただければ幸いである。 (分かる人には分かってるはず) 心の中に居座ってるブロックはかくれんぼしてるし、 のぶ子以上に重量がありそうなので、 出てきそうで重みでまた戻ろうとしていると感じる。 でも、確実に自分の中で変化している。 ごろっとした岩が金塊に変わる日は近い! と勝手に思っているのは私だけだろうか。 まあ、それもこれもこのブログを始めたおかげだな。 さて、のぶ子自身も金塊に変わるんじゃないかと思ったことがある。 入院中、ミラショーンの腕時計と、24金の指輪だけは身から離すことなく むくんだのぶ子をギューギューにしぼっていたからだ。 私自身何度か入院を経験しているが、 手術するときは指はは外すように言われたものだ。 ましてや腕時計なども、パジャマ着てるのに付けることはなかった。 時間を見たければ、置き時計か携帯の時計でか、 腕時計を外してベッド…

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のぶ子、声を間違える

のぶ子のことを書き始めてから 気づけばもう4ヶ月になった。 思い出せるときに書いて、 子どもの頃の私を癒やしてきた。 過去の記憶の中にカラーの映像がだいぶ出てきた気がする。 ずいぶん忘れてしまってたこと、 忘れてしまいたかったことがたくさんあるにもかかわらず、 ある程度書き進むとなかなか思い出さないものだ。 過去以上に、「今」ののぶ子に振り回されてる現実。 そこに対面する家族の絆・・・、なんていい話で終わってしまいそうだが、 傷つきたくないから見ないふりをしてきた過去に向き合って、 少し前に進んできてるのも現実だ。 さて、今日の出だしはいつもと違う。 この後はいつものごとくのぶ子の暴れっぷりを書いていこうと思う。 飽きずに読み進んでいただけると幸いである。 ☆☆☆☆☆☆ 私が中学一年生の頃のことだ。 家から徒歩10分ぐらいの中学に通っていた私は、 月曜日の学年集会に出た後、 体育館から教室に戻った。 教室と言っても、2部屋並んだプレハブの教室だ。 その年の1年生はかなり多く、13クラスもあった。 鉄筋の校舎には入りきれないとプレハブが増設されたのだ。 私は1年13組で、体育館横の裏庭に建てられた教室に向かっていた。 友達とおしゃべりしながら目の前に見えてきた教室を認識したとき、 仁王立ちしたのぶ子の姿が見えた。 え? 頭の中に浮かんだハテナマークを払いのける勢いで、 …

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のぶ子、カツラをかぶる

のぶ子が脱毛した。 抗がん剤の副作用によるものだ。 入院中から髪の毛が抜け始めたと言っていた。 ベッドの上や、ベッド回りの足元にも 抜け落ちた髪の毛がチラチラ見えていた。 退院した次の日に実家に行ったときは 結構な脱毛だと気づいていた。 しかし、のぶ子たりとて女性の端くれ、 あまり触れられたくないかと娘でも遠慮した。 前回の記事「のぶ子、人をこき使う」でも書いたが、 その日は介護の相談のためにケアマネジャーさんが来てくださる日だった。 だから、私が実家に到着したときは、 カツラをかぶってのお出迎えだった。 リビングのソファに座ってのお迎えだったけど。 ウェーブがかかったショートヘアのウィッグは 妹の義理母のものだ。結構いいウイッグだ。 それがのぶ子の頭の上にちょこんと乗っかって なんだか奇妙なキノコのように見えた。 本人はいたって真面目な顔をしてるから 余計おかしさがこみ上げてきたんだけど、 その感情をやり過ごした。 ケアマネジャーさんが帰られた後、 蒸れるからとウィッグを外した頭を見て、 ちょっと息を飲んだ。 痛々しいという思いと 薬が効いてよかったなという思いが交錯した瞬間だった。 家の中にいる間は自然のままでいる方が楽らしく、 病院でもらったか買ったかしたタオル地の帽子をかぶり 本人は特に気にもせず過ごしていた。 翌日やってきた妹夫婦を迎える時はさすがにウィッグをかぶった。 …

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