のぶ子、背中で語る

土曜日日曜日と、病院に行ってきた。 母の主治医から現在の病状と 治療方針について説明があるとのことだったので、 土曜日から実家に帰っていた。 土曜日は朝早くから家族全員が病室に勢揃い。 のぶ子は相変わらずマイペースで、 ウトウトしたり、痛い痛いと大騒ぎしたりだった。 痛み止めは飲んでいたらしいが、 お尻のところがかなり痛かったみたいだ。 薬がなかなか効いてこなかったらしい。 ベッドの上にいると痛いからと、立ち上がって車椅子に乗りたいと言う始末。 絶対ベッドの方がやわらかくて痛みはましだろうに。 だれもがそう言っても、車椅子がいいと言い張るので、 看護師さんに手を貸してもらって座った。 座ってすぐ、 「やっぱり痛いわ」と言って、ベッドに戻っていった。 車椅子で連れて行かれた医師との面談時、 急にごそごそ慌てたように足を動かしはじめた。 何をしてるんだろうか?と横目で見てたら おもむろに立ち上がった。 ??? みんなの視線が一斉にのぶ子に集まった。 痛くてたまらなかったらしい。 座っては立ち、また座っては立つ。 お尻をさすってくれる看護師さんに、おなら爆弾を放つ。 (アカン、アカン。かわいそすぎ。空気読もうよ) 私は息を止めながら、心の声をもれ出してしまいそうになった。 ふと立ち上がって、 看護師さんが分厚いクッションを持ってきてくれた。 (グッジョブ、よく逃げた!) の…

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