のぶ子、何が何でもしゃべりたがる

のぶ子はおしゃべりが大好きだ。 起きている限り話し続けたいらしい。 沈黙が苦手なのかもしれないが、 家族の間でも沈黙は眠りについているときだ。 さて、今日はがん細胞の検査の日。 お尻の辺りが結構ひどいらしいので、 そこのを多めに取って検査する。 12時から手術があり、1時間ぐらいかかって終了したそうだ。 私は仕事の都合もあったし、 主治医から来なくていいと言われていたのもあったので 様子は父から聞いた。 麻酔は覚めて、ベッドに仰向けに寝てる状態。 いろいろカラダにつけられていて、 酸素マスクもしている。 酸素マスクをしたまま、 なんだか分からないけど、 モゴモゴとずっとしゃべっている。 そんな報告だった。 どんなときも、どんなシチュエーションでも のぶ子は話したがるのだな。 しゃべらずにはいられないカラダなのかもしれない。 いや、口か。 入院の日に付き添って診察回りをしたとき、 車椅子の上にでんと座ってしゃべっていたけど、 時々眠たくなるのか、力が抜けておしゃべりの声が聞こえなくなる。 私は一瞬心配になるのだが、 はっ!と気づいて、 またしゃべりだす。 (あ、生きてる生きてる。) なんかホッとして、後ろから様子を伺う。 食べてるときと寝ているとき以外は ずっと声が聞こえてるから、 聞こえなくなったときは心配になるのだ。 心配するようになったのは、 やは…

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