のぶ子、がんでもなんでも

のぶ子が入院した。 のぶ子はがんだった。 こないだの行きつけのお医者さんは、 今回ばかりは的を射る診断をしていたらしい。 そのおかげで、がんだと分かったから幸いだ。 もともと前に悪性リンパ腫だと診断を受けていたけど、 特に治療せずに過ごしていた。 昨日医師の呼び出しで私も病院に行き、 ことの詳細を聞いた。 7年ほど前に悪性リンパ腫と告知をされ 治療をするかどうか判断を仰がれたとき、 母は治療をしないを選択した。 医師によれば、その時はどちらであってもいいとのことだったから。 もし7年前に抗がん剤治療などをしていたとしても、 同じような症状にはなっていたと言う。 その当時はステージ2。 昨日の診断はステージ4。 がん細胞は全身に転移していた。 特にお尻のあたりが一番ひどいらしい。 悪性リンパ腫はおなかの辺りにできていたらしいから、 そこから飛び散ったのならそうかもしれない。 それは昨日聞かなかった。 二の腕にも大きな転移が見られて、 そこが今後骨折する可能性が大きいそうだ。 父からの電話では、「骨がん」とのことだったが、 医師からの話の中では特別その言葉は聞かれなかったからよく分からない。 私が呼ばれたのは、両親の話だけでは心許ないから。 理解してもらうために呼んだとのこと。 そりゃそうだ。 痛みがあるから、ただそれを取りたいと思うのぶ子と、 まだ貧血が治りきっ…

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