のぶ子、自分を自慢し、自分をほめる

のぶ子は自慢屋だ。 ちょっとしたことでもすぐに自慢をする。 ご飯を減らしてダイエットをしたと自慢げに言う。 ご飯は減らしたかもしれないが、 おやつの時間が増えているから減らしたことにはならない。 かえってカロリーが増えている。 残念だ。 なんでも自分ががんばったことを認めてほしいらしい。 それは誰しも認められたい欲求がある。 私だってそうだ。母に認めてほしかった。 子どもの頃、習いに行ってたエレクトーンのグレード試験をクリアするたび ほめてほしかった。ほめてはくれなかった。 クッキーの本を買って、可愛い型抜きクッキーを作ったときも 「硬くて食べられへん」とボリボリしながら文句を言っていた。 ほめてはくれなかった。 どうせあんたは上手にできないから、とよく言われた。 「どうせ」って言葉にずっと支配されてきた。 中学の時、中間テストや期末テストで、クラスで1番取ったときも、 学年で10番以内の成績を取ったときもほめてはくれなかった。 まだ勉強が足りないと何度も言われた。 高校生の時、彼氏ができたときに 成績が下がるから別れろと言われそうだったので 学年成績20位以内ぐらいをキープしていたときもそう。 別れろとは言わせなかったけど、ほめなかった。 小学生の時、夏休みに描いた宿題の絵が賞を取り アメリカの姉妹都市に送られたときも 全くと言っていいほど興味を示さなかった。 体育は得意…

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